使いどころ

順番を決める道具はいくつもあります。そのなかで、これはどういうときに向いているか。

順番そのものが欲しいとき

じゃんけんは勝ち負けを決める道具で、十人の順番を作るには何度も回す必要があります。サイコロは同じ目が出ます。「川」は一回で全員ぶんの順番が出るので、次のような場面に向いています。

  • 発表・朗読・プレゼンの順番
  • 当番、掃除の担当、幹事の持ち回り
  • 飲み会や食事会の席順
  • ゲームの手番、抽選の並び
  • 子どもに「順番」を納得してもらいたいとき

あみだくじとの違い

あみだくじは紙とペンだけでできて、線を書き足す作業そのものが楽しいものです。ただ、書いた人が結果を仕込めてしまう余地があり、それを避けようとすると手続きが増えます。

「川」は、始まってしまえば誰も手を出せません。眺めているあいだ、何が起きるかは全員に等しく分かりません。結果の URL を送れば、その場にいなかった人にも同じレースを見せられます。

全員が同じ画面を見ている必要はない

一台の端末を囲んで見るのがいちばん楽しい使い方ですが、離れている人には結果の URL を送ってください。受け取った側では同じレースが最初から流れます。

実際の使い方

会議の前に、その日の発表順を決める。名前を入れて一度流し、出た順位をそのまま議事の順番にします。誰かが決めたのではないので、順番についての交渉が起きません。

当番を回す。掃除、ごみ出し、幹事、朝礼の司会。毎回じゃんけんをするより、一度流して十人ぶんの順番を作り、そのまま一巡させるほうが早く済みます。

席を決める。人数ぶんの葉っぱを流し、出た順に上座から座る。飲み会の最初の五分がそのまま余興になります。

子どもの順番を決める。滑り台、ゲーム機、お風呂。「川が決めた」という言い方ができるのは、大人が決めたと言うよりずっと通りがいいようです。

子どもと使うとき

レースの最中に文字が出ないので、字が読めなくても葉っぱの形だけで自分のものを追いかけられます。名前のところに絵文字を入れておくと、あとで結果を見るときも分かりやすくなります。

広告は読みもののページにだけ置いていて、遊んでいるあいだの画面には出ません。

流す前に決めておくこと

順番を決める道具でもめるのは、たいてい「何位が何を取るのか」を先に言っていなかったときです。一位から選ぶのか、一位が最後に残ったものを引き受けるのか。流し始める前に一言そろえておけば、出た結果はそのまま通ります。

やり直しの扱いも同じです。「一回で決める」のか「二回やって良いほうを採る」のかは、流したあとに決めると角が立ちます。結果の画面には同じ葉っぱでもう一度流す機能がありますが、使うかどうかは先に言っておくのがよさそうです。

向かないこと

金銭や物品を賭ける用途には使えません(利用規約)。また、公的な抽選や、記録の残る必要がある選考にも向きません。こちらには何の記録も残らないからです。

人数の目安

二人から十人まで置けます。十人を超える順番決めをしたいときは、まずグループを決めてから、その中でもう一度流すやり方が現実的です。

葉っぱを流してみる